動脈硬化 予防

中性脂肪値が高いと動脈硬化になりやすい?

動脈硬化の原因は一つではありません。 しかし、動脈硬化の3大原因は「脂質異常症」「高血圧」「喫煙」であると言われています。

 

ですが、高血圧患者の半数が脂質異常症を合併していることから、脂質異常症、つまり中性脂肪値を改善することが動脈硬化予防に繋がると考えられます。

では、どうして中性脂肪値が高いと動脈硬化になりやすいのでしょうか?

動脈硬化に「マイクロファージ」の影

健康診断などの血液検査で計測できる「中性脂肪値」は、トリドグリセリド(TG)とも呼ばれる脂質です。 「中性脂肪値」とは血液に溶け込んでいる「中性脂肪」の値のことで肝臓で作られます。

ですが、中性脂肪は、「脂肪」のため、そのままの形では、ほとんどが水分の「血液」に溶け込むことができません。

 

ですから中性脂肪は「アポタンパク」という特殊なたんぱく質と結合し「リポタンパク」という物質になって存在しています。

リポタンパクには5つの種類があり、その中の一つにLDLがあります。LDLは悪玉コレステロールとよばれるもので、全身にコレステロールを運ぶ役割を担う、なくてはならないタンパク質です。

 

ですが、増えすぎたLDLは血管壁(内膜)に入り込みます。 内膜に入り込んだLDLは酸化され「酸化LDL」に変化します。 すると、白血球の一種である「マクロファージ」は酸化LDLを異物(敵)と判断し、酸化LDLを排除しようと貪食します。酸化LDLを大量に含んだマクロファージは血管壁にくっついてコブ(プラーク)を作ります。このプラークができた状態を動脈硬化と言います。

DHA、EPAは体内で作られないという事実

プラークが増加すると、血管内が細くなり血流が減少し、また、プラークが破れてしまえば血栓ができます。これが心筋梗塞や脳梗塞の原因となるのです。 中性脂肪値を改善するためには生活習慣を見直す必要があります。

適度な運動、禁酒、禁煙、そして何より重要なのが食生活の改善です。

外食に頼るとどうしてもお肉中心の食生活になってしまいます。

 

中性脂肪を減らすのに効果的なのはサンマやマグロなどの青魚。青魚に含まれるDHAには肝臓の働きを活発にし、中性脂肪を体外に排出する作用が、また、EPAには体内に溜め込まれた脂肪や血液中にたまった中性脂肪を分解する働きがあることが証明されています。

 

厚生労働省が推奨するDHAとEPAの摂取量は1日1,000mgで、クロマグロのお刺身8人前に匹敵します。 また、DHAとEPAは外から摂取しない限り、人間の体内では作れない栄養素なのです。

ですから、外食中心の方はもちろん、自炊している方でも推奨されている1,000mgの摂取量を維持するのは、ほぼ不可能といっていいでしょう。

 

そこで有効なのがDHAとEPAを配合したサプリメントです。商品によって異なりますが、1日あたりおおよそ500㎎以上のDHAとEPAが簡単に摂ることができます。